子どもの歯の重要性
子どもの噛み方や歯並びについて意識したことはありますか?
子供の頃にうまく噛めるようになると、顔つきや姿勢がよくなり、さらに学習能力や運動能力までも高められることが研究で明らかになっているそうです。
うまく噛むこと、歯並びやかみ合わせは全身の健康に影響すると言えます。
年齢ごとのポイント

子どもの歯のために実践できること、我が家で実際に行ったことを年齢ごとに紹介していきます。
生後0~5か月
歯並びをよくするためには、口のまわりの筋力をバランスよく鍛えることが重要だそうです。まだ歯が生えていないこの時期から実践できることはあります。
正しい姿勢で授乳を行う
授乳は、舌・唇・頬・あごの筋肉を使う重要なトレーニングです。
以下の点を意識しましょう。
しっかり口の奥まで乳首を加えられていること
授乳する時の姿勢を大きく左右するのは授乳クッションだと思います。
私が愛用していたのはこちらの商品です。

授乳クッションは何種類か使っていましたが、どうしても途中でずれてきて猫背の無理な体制になってしまい、産後は慢性的な肩こりでした。
この悩みを解決してくれたのが、ボタンで止めるタイプの授乳クッションです。この商品は本当に私にとって救世主で・・・ボタンで止めることでクッションがずれず、授乳姿勢がすごく楽になりました。
カバーはチャックで着脱できるので、吐き戻しで汚れてもすぐに洗濯でき、中のクッションは空気を抜けばペチャンコになるので、旅行や帰省の時もかさばらずに持ち運ぶことができました。

これを使うようになってから、肩こりの症状がだいぶ改善しました
哺乳瓶は乳首選びが重要
哺乳瓶の乳首を選ぶ際は、ミルクの出がよすぎないものを選ぶことが重要です。哺乳瓶は、母乳に比べて簡単に飲めることが多く、口の周りの筋肉を鍛えられないためです。
私が使用していたのは、通っていた桶谷式母乳外来ですすめられたこちらの商品です。

ピジョンの哺乳瓶と組み合わせて使用していました。それまで使っていた哺乳瓶に比べ、飲む時間がとても長くなって驚きました。
それだけ口の周りの筋肉を使って吸うようになったということだと思います。
5か月~1歳
離乳食を食べはじめる時期です。離乳食の段階によって、鍛える口の筋肉に違いがあるそうです。
月齢はあくまでも目安なので焦りは禁物。子どもに合ったペースで進めていくことが重要だと思います。
離乳食段階に応じた対応をする
・離乳初期(5~6か月)
上唇の筋肉を鍛えるため、赤ちゃんの口に入れたスプーンは水平に引くことが重要だそうです。こうすることで、食べ物を自分でつかみとることができるようになってきます。
・離乳中期(7~8か月)
前歯が徐々に生えてくる時期。赤ちゃんが舌でつぶせる程度の固さ(指で軽くつまんでつぶせる程度)を目安にするのが良いそうです。
固すぎるものをあげていると丸のみのくせがついてしまうとのこと。
満腹感がわかってくる頃なので、母乳やミルクは離乳食の後に与え、あげすぎないように注意が必要です。
・離乳後期(9~11か月)
奥歯はまだ生えてきませんが、歯茎が固くなってくる時期で、噛むことができるように。
丸のみのくせがついていないかを定期的にチェックし、必要に応じて柔らかめの食事に戻すことも必要とのこと。口をモグモグしているか、うんちの中に食材がそのまま出ていないかを確認します。
手づかみ食べをするようになる頃で、汚れることが気になりますが、食べることの楽しさ・食べ物への興味を感じてもらうためにできるだけやらせてあげることが大切だそうです。五感を刺激することは、脳の発育にも良い影響を与えます。
・離乳完了期(12~15か月)
第一乳臼歯と呼ばれる奥歯が生えてくると、大人と同じものが食べられるようになってきます。
乳を飲む口から固形物を食べる口に変化するため、正しく口の機能を育てるために、母乳やミルクはこの時期に卒業することが望ましいとのこと。
この頃に多くの食材に触れることが、その後の偏食予防になるという報告もあるそうです。
手づかみ食べをどんどんさせ、前歯で噛みきらせることで、一口の量を覚えたり、上唇の能力を養ったりすることができます。
1~6歳
卒乳は1歳半までに
飲み込むときの口の動きは、舌を前後に動かす乳児型嚥下から、歯の内側で舌を上あごに押し付ける成熟型嚥下に変化します。
成熟型嚥下は通常1歳頃には身につきますが、卒乳が遅れると乳児型嚥下からの切り替えがスムーズにできず、かみ合わせが崩れることがあるそうです。
遅くとも離乳食を終える1歳半頃には卒乳するのが望ましいとのこと。
食べる時は足をしっかり床につける
足をブラブラさせて座っていると姿勢が安定せず、しっかりかむことができなくなるそうです。我が家では、1歳過ぎ頃から、食事は全てこのイスに座って食べてもらっています。

木製で丈夫かつおりたたみもでき、娘もご飯の時はここに座ると理解していて毎日大活躍しています。足置きの高さも変えられるので長く使えそうです。
デメリットとしては、少し重いことと、机を出した状態では子どもが自分1人で座ることができないことが挙げられるかなと思います。
コップ飲みはストロー飲みより先に始める
コップ飲みは成熟型嚥下の習得には欠かせないステップで、生後7か月頃から少しずつ始めると良いそうです。
ストロー飲みの動作は母乳やミルクを飲む時と変わらないため、コップ飲みよりも先に覚えると成熟型嚥下習得の妨げになってしまいます。
・唇や舌の動きが成熟型嚥下の練習になる
・すすり飲みで上唇が鍛えられる
・口をしっかりつむれるようになることで口呼吸予防に
・食後にコップで水を飲むと、食べ残し等が洗い流され、虫歯予防になる
(ストローだと喉に直接水分がいくため、効果なし)
とはいえ、なんでも振り回す赤ちゃんにコップを渡すとそこら中水びたしになってしまいますよね。対策として、我が家が取り入れたのはこちらです。
360°どこからでも飲め、パーツが少ないのでお手入れも簡単。
逆さにしてもほとんど漏れないので、外出先にも常に持参していました。

娘は9か月頃からこれを使い始めて練習し、1歳頃には普通のコップで飲めるようになりました。
現在も基本はコップ飲みにしており、2歳の娘がストローを使うタイミングは、
・夜寝る前に牛乳を飲むとき
・外出先でストロー付のコップを渡されたとき
のみです。
外出先や保育園では、直飲みできる水筒を使っており、現在は軽さ重視でプラスチックのものを使用しています。

ホームページや購入ページに記載はありませんが、問い合わせたところ、スケーターの水筒はBPA、BHPF、BPSなどのビスフェノール系は含まれていないとのことで、安全面も問題なさそうで安心しました。
もう少し大きくなってきたら、保温機能のあるステンレス製のものに変えようと思っています。

親も飲み込み方に気を付ける
子どもは親のしぐさを真似することが多いため、親自身が飲み込み方に気を付けることも重要です。
・奥歯を噛んだ状態で飲みこむ
・噛んでいる間、口は閉じる

改めて意識すると、私自身が噛む回数がとても少ないことに気づきました。今は子どもが見ている時に限らず、よく噛むことを意識しています。
鼻炎に注意する
鼻炎の状態が続くと、口呼吸がくせになってしまいます。
お風呂で鼻をかむことを習慣にすると、湯気で柔らかくなった鼻水と一緒に汚れが落とせるそうです。娘はまだうまく鼻をかめませんが、お風呂では鼻をつまんだりしてなるべく汚れを落とすようにしています。
鼻水がひどい時は、こちらを使用しています。

ノズルが洗いやすく、手動なので力加減を調節しやすいです。
6歳以降
あごの成長は20歳くらいまで続くそうです。また、歯の根元には脳に直接つながる神経が通っており、よく噛んで刺激を与えることで、学習や記憶に関する機能を活性化させるとも言われています。
自分で色々なことができるようになってくるこの年代でも、子どもの歯のために親ができることはあり、かつ子どもへのメリットも大きいように思います。
噛み応えのある食事を意識する
よく噛まないと呑み込めない、繊維質の多い食べ物や噛み応えのある肉類、固めのパン、玄米や雑穀入りのご飯などを普段の食事に意識的に取り入れることで、ものを噛む時に使う咀嚼筋が鍛えられます。
食事はゆっくり集中してとる
急いで食べたり、テレビなどに気を取られた状態で食べたりすると、噛むことと飲み込むことがおろそかになります。毎食は難しいかもしれませんが、家族全員でゆっくり話しながら食べることが理想と言えます。
お行儀よく過ごすことを意識する
ほおづえをつく、音を立てて食べる、爪をかむといった、いわゆるお行儀の悪いことの多くは、口の機能に悪影響を与えるそうです。マナー的な意味でも口の健全な発達の面でも、子どもには日常生活や食事での良い習慣を身に着けてもらえるよう親が導くことが重要です。
おすすめ本
子どもの歯について勉強するにあたり、参考にした書籍です。
どちらの本も、子どもの歯を育てることの重要性や、歯のために何をすれば良いかについて非常にわかりやすく書かれており、おすすめです。
子どもでもできるトレーニングも紹介されていますので、ぜひ親子で実践してみてください。

娘ができる限り長い間、健康で美味しくものが食べられる状態でいられるよう、私自身も娘と一緒に良い噛み方を意識して過ごしたいです。
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